
こんにちは、ツイちゃんです!
この度、無事に就職が決まり、フェリカ職業訓練認定コース・WEBデザイン科を退校しました。
この記事では、WEBデザインの職業訓練について、
- 簡単な概要
- 学んだこと/できるようになったこと
- 就職について
- 感想
この4点をまとめていきます。
「WEBデザインの職業訓練ってどんな感じなんだろう?」
と気になっている人は、ぜひ読んでいってください!
職業訓練(WEBデザイン科)の概要
最初に、私が受講した職業訓練の概要を紹介します。
制度 | 求職者支援訓練制度 |
場所 | フェリカ建築&デザイン専門学校 |
科 | WEBデザイン科 |
期間 | 6か月(2か月で退校) |
給付金の需給 | 無し |
私が受講したのは、求職者支援訓練制度という制度を利用した職業訓練です。
ハローワークから申し込むのですが、勉強する場所はハローワークではありません。
フェリカ建築&デザイン専門学校(リンク)という、群馬県前橋市にある専門学校の教室で受講しました。
私は高卒なので、専門学校に行くのは今回が初めてでしたが、普通の学校のように通うことができたのは良い点でした。
ときおり学校のチャイムの音が聞こえるのが懐かしかったです。
学んだこと・できるようになったこと
「WEBデザインの職業訓練を受けると、どういうことができるようになるの?」
という方向けに、私ができるようになったことを説明していきます。
WEBサイトの模写
2か月間でHTML5とCSS3を教えてもらい、実習を繰り返していった結果、サイト模写ができるようになりました。

こんな感じのスポーツクラブのサイトや、


デザイン関係でよくありそうな、フラットデザインのサイトまで。
上の二つのページは、どちらも画像を学校側から与えられた上で、見本を見ながら自分で作っていったものです。
2か月くらい勉強すると、既存の簡単なサイトのレイアウトをコピーすることができるようになります。
私は就職のため途中退校してしまいましたが、6か月通いきれば自分の頭の中にあるデザインがしっかり作れるようになるでしょう。
余談ですが、要素を並べることができるFlex boxがめちゃくちゃ便利で、職業訓練の最後のほうはCSSにこれを打ち込んでずっと使ってました。
CSS
.flex{
display:flex;
}
.col{
flex-direction:column;
justify-content:center;
align-items:center;
}
HTML
<div class-"flex col">
<h2></h2>
<hr>
<p>
</div>
普通の学校の勉強のように、決められた正解が一つだけではなく、自分のやりやすいやり方で正解を作れるのは、HTMLのおもしろいところでした。
自分のやり方で仕事をしてみたい! と思っている人は、HTMLのプログラミングをかなり楽しめると思います。
WEB制作に必要なソフトの使い方の習得
HTML5/CSS3の実習に伴って、いろいろなソフトの使い方を覚えました。
- Visual Studio Code
- Tera Pad
- WordPress
- Git
- Git hub
- ソースツリー
などなど、2か月間でウェブ制作に使用する各種ソフトが使えるようになりました。めちゃくちゃ便利です。
3か月目以降は、Adobe Photoshop/illustrator、Dreamweaverを習得していくようです。いいなあ。
Adobe製品の教科書をもらって帰ってきたので、独学でちょこちょこ進めていく予定です。
健康的な生活
職業訓練を受けることにより、健康的な生活が手に入ります。
無職の状態だと、どうしても生活リズムが不安定になります。
体がだるかったり、精神的に落ち着かなかったりするので、どんどん不健康になっていくんですよね。
職業訓練を受けることによって、朝決まった時間に起きて、決められた時間勉強して、夕方には家に帰る生活リズムを手に入れることができます。
仕事を辞めて生活リズムが狂ってしまった人は、職業訓練でかなり健康的になるはずです。
ちなみに、家に帰ってきてからの趣味・独学の生産性も一気にアップします。
私はゲームをやりまくってブログのPVを一気に伸ばせたので、
「生活リズムって大事なんだなあ」
と改めて実感しました。
就職について
私は、訓練校の掲示板に貼ってあったPC保守関係の求人に応募し、内定をいただきました。
WEBデザインから枠組みを大きくしてIT分野で働きたかったことと、私が住んでいる前橋で働けることが魅力で応募したかたちです。
就職活動したうえで思ったのですが、WEBデザインの職業訓練を受けると、かなり就職面で有利になります。
私は職業訓練1か月目終盤くらいに面接を受けましたが、自分の置かれている状況の説明がとてもやりやすかったです。
履歴書には、職業訓練を受講中であることを書けるので、仕事を辞めた後の空白期間が目立たなくなります。
面接を受けた際は、
「今、職業訓練を受けていて、求職活動も並行して行っていること」
という立場をベースに受け答えでき、自分の状況を説明するのがとても楽でした。
職業訓練を受講することで自分の立場を説明するのが容易になりますが、技能的なアピールにも使うことができます。
例えば、Photoshop/illustratorを使えるようになれば、小売店で面接を受けるとき、POPやポスター作成を行える人だということを提案できるでしょう。
事務職であれば、WEBサイトの模写を提示するだけで、PCに強いというアピールをすることができます。
普通の人はWEBサイトを作れないので、ポートフォリオを見せるだけで「この人はPCに強い人なんだなあ」と印象を与えられます。
どのような求人に応募する場合でも、WEBデザインの職業訓練が、面接で強みになってくれるはずです。
職業訓練でやり残したこと
本来6か月の訓練だったのですが、最初の2か月間で退校してしまったので、かなりやり残したことがあります。
- ポートフォリオ(成果物リスト)の作成
- オリジナルサイトの作成
- Adobe製品の習得(Ps,Ai,Dw)
個人的に、ポートフォリオを作れなかったのはもったいなかったなあと思っています。
ポートフォリオというのは、過去の自分の制作物や、自分のスキルを一つのサイトにまとめたものです。
WEBデザイン系の求人に応募するときは必ずといっていいほど必要で、職業訓練の最後にはポートフォリオをみんなで作っていくと聞いていました。
私はもう就職が決まっているのですが、
「私はこんなことができますよ!」
とアピールできるページをネット上に持っていると、SNSやネット活動、現実世界でかなり立ち回りやすくなると思うんですよ。
例えば、
ぼく「私はWEBデザインの職業訓練を終えました」
誰か「それはおもしろい。作ったものを見せてください」
ぼく「それでは、Googleで”ツイちゃん”と検索してみてください」

誰か「おお、出てきた、とても愉快ですね」
ぼく「一番上のブログをクリックしてください、プロフィールを押せば出てくるはずです」

誰か「なんですか、これは?」
ぼく「それは私の顔です」
今のプロフィールページには、面接に使った証明写真しか載っていません。
このプロフィールページにポートフォリオを載せられれば、けっこうおしゃれになる気がします。
WEBデザインにこだわらず、自分ができることを詰め込んで、プロフィールを今後作りこんでいきたいです。
感想・今後の動き
私が受講したのは最初の2か月間だけでしたが、「受けてよかった!」と断言できます。
- 基礎レベルのHTML、CSS
- プログラミングに使うソフトの使い方
- 健康的な生活
- 就職活動における有利さ
WEBデザインの職業訓練を受講することでこの4つの要素を得て、無事IT系の企業への就職に結びつけることができました。
受講するだけで簡単にスキルアップし、就職活動が一気に有利になります。
職業訓練が気になっている人は、ぜひハローワークに相談してみてください。
最後に、フェリカ建築&デザイン専門学校の講師・受講生のみなさま、ありがとうございました!
おかげさまでスキルも身に付き、就職も決まり、今後の進んでいくべき道が決まりました。
みなさまの今後のご活躍を応援しています!
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