【SPOON】占いをしない占い師に価値はあるのか?

ということを仕事の休憩中に思いついてツイートした。これをもう少しだけ考えたかったので記事を書く。

占いをしない占い師に価値はあるのか?

まず、あらかじめ把握しておいてほしいのは、この記事で出てくる占い師は僕を限定して指す。とくに他の人を批判する意図はない。あらかじめお願いします。

僕は今までSPOON(ラジオ配信アプリ)では、「悩み・配信」カテゴリでかたっぱしから無料で占いをやっていた。占いをコンテンツとしてきたのだ。

占いを始めた当初はたくさん人は来ることはなかったが、数カ月続けることにより、配信には同時視聴者が5人くらい、多い時には10人くらいが来てくれるようになった。なかなか人気が出てきたなあと、個人的にうれしく思っていたりしたのである。

人が来てくれるのが嬉しくて、どんどん占いの配信をやった。常連さんもけっこうできたし、配信を開くたび来てくれる人も増えた。自分の周りのコミュニティが大きくなっていく実感があった。

ただ、やりたいことがいろいろ変わるのが僕である。占いの配信を一度止め、他の雑談とかの配信をやってみよう! と唐突に思い立った。 周りに人は集まっているし、協力してくれる人もたくさんいるはずだ。大丈夫、周りにコミュニティはすでにある……

しかし誰もこなかった。

占いをしない占い師に価値はないのか?

配信者としての価値を考える。

  1. 占いをやってくれるサービスとしての価値。
  2. 配信者を一人の人間とした価値。

僕は、自分に2.の配信者としての価値があるのではないか? と勘違いしていた。僕の周りにいる人たちは、僕の話を楽しんで聞いてくれているから配信にいるんだ。僕の周りに人がいるのは、僕が人気になったからだ……という勘違いである。

配信者として、僕の価値は1.であった。僕という存在は割とどうでもよく、占いを都合よくやってくれる人というのが重要であった。金を払わなくても、配信に行けばとりあえず占ってくれる便利な人。僕のSPOON上の価値は占いサービス提供器であり、僕自身はあまり重要視されていなかった。

占いをしない占い師に価値はない。

占いをしない占い師に価値はない。視聴者が占い師に求めているのは雑談ではなく、占いをやってくれるサービスマシンである。結論! おわり!

ここまで書くと、まるで視聴者が悪いように見えるかもしれないが、全くそんなことはない。

~ラーメン屋~

あなた:「こんにちは! ラーメンください!」

ぼく:「はいどうぞ! ラーメンです!」

あなた:「おいしー! また来ます!」

~ラーメン屋~

あなた:「こんにちは! またラーメンください!」

ぼく:「ラーメンやめたわ。ところで来てくれたってことは僕のこと気に入ってるんやろ?」

ぼく:「今度はラーメン屋と話ができる! っていうサービス始めていったんや。まぁ聞いていってくれよ」

あなた:「いらないです」

素晴らしくわかりやすい例えである。

「あなた」はラーメンを食べに来た。ラーメン屋の店主はどうでもいいのだ。

占いも同じで、「あなた」は占いを受けに来た。占い師はどうでもいい。

占いをやらなくなったから急に人が集まらなくなった! というふうに怒る人がいるかもしれないが、いたって当たり前である。僕はラーメン屋の暖簾(のれん)をそのままに、自分の話を客に聞かせようとしたのである。そりゃ客は嫌がるよ。当たり前でしょ。