一週間ほど前にX-S10を手に入れたのでメモ。
目次
Lumix S5を売った理由

主な用途→動画用途。
- 動画AFがひどい。本当にひどい。
- 座って喋る被写体にAFを合わせられないのは致命的だった。
- 太陽が差し込む室内、キットレンズ(20-60 F3.5 広角端)という好条件で外すのは正直キツい)
- ズームレンズとセットでも重い。持ち運ぶのが大変。(1kgくらい)
これ以外の機能は大変よかった。
操作系は直感的だから使いやすいし、FHDの動画はファイルサイズが軽くてポンポン撮れる。
防塵防滴・耐衝撃だから気軽に扱えて、キットレンズ・20mmの広角は自撮りでも使いやすい。
手ブレ補正も暗所性能も色も良く、非の打ちどころなんてほとんどない。
そういった多くの長所をぶっ壊すAFの悪さがあった。2020年台に発売されたカメラだと信じたくなかった。
妹にLumix S5で撮った動画を見せた。
開口一番、
「背景が動いて気持ち悪い」
と。
コントラストAFでピントを合わせようとしているため、背景のボケが変化し続けるのだ。
これがきっかけでこのカメラを売った。
Fujifilmにした理由
- SONY:ZV-E10と迷ったが、手ぶれ補正が弱い、色がYoutubeで見ていて好きではなかったため除外。フルサイズは高くて買えない。
- 他メーカー:Canon:レンズ高いしサードパーティがない。Nikon:Canonと同じ。Lumix:AFがひどい。
- Fujifilm:AFはLumixよりはマシ、手ぶれ補正がSONYよりはマシ、小型軽量で色がいい。フィルムシミュレーションを使ってみたい。
上記理由でFujifilmに決定。
X-S10にした理由
購入当時の選択肢は以下の通り。
- X-E4・X-T30ii:手ぶれ補正がない・バリアングルではないので除外。
- X-T4:高くて重いので除外。防塵防滴は不要。(雨の中で使ったことがない)
- X-S10:軽い、バリアングル、手ぶれ補正あり、他メーカーからの乗り換えで使いやすい操作性。
という理由でX-S10に決定。
二週間使ってみた感想
悪いところから。
- Lumix S5と比べると使いにくい。
- 動画モードがカスタムダイヤル(C1,2,3)に保存できない。
- PC・スマホ連携がエラー吐きまくりで使い物にならない。
- ISOを調整するのにボタンを押さないといけない。Lumixは3ダイヤルあったがX-S10は2ダイヤルのみ。
- 細かいところの気配りがない。
- 動画AF・絞り開閉の音がカメラに若干入る。外部マイクで対策可能だが。
- 動画AFが全体orシングルのみと指定しづらい。
- 全体モード中に画面タッチでシングルAFを指定すると、全体に戻すのにメニューに入って5秒ほど操作が必要。S5ならワンタッチで戻せた。
- MF切り替えレバーがない。メニューに入らないとAF-MFの変更ができない。なんだその仕様?
- シャッターボタンの押し心地が悪い。半押しの前に遊びがあってイライラする。
Lumix G8も使ったことがあるが、使っていて操作系にイライラすることは全くなかった。
Lumixシリーズの使いやすさって最高だったんだなあと乗り換えて実感した。
続いて良いところ。
- 動画AFが信頼できるのが本当に快適。
- AFがキビキビ合う、迷わないのが素敵。
- SONYには劣るんだろうけど、元LUMIXユーザーからすると感動するレベル。
- カメラを信頼できるってこんなに安心できるんだなあと実感。
- フィルムシミュレーションが楽しい。
- カメラ内でフィルムを切り替えるのが楽しい。
- 動画用途と思っていたが、写真を撮るのも楽しくなってしまった。
- 色がエモい。なんというか、かっこいい写真を吐き出してくれる。
- 高感度耐性の考え方が違う気がする。
- (素人考えです)
- 他のメーカーは高感度ノイズ=悪とみなしているが、
- Fujifilmは高感度ノイズを味に昇華している感じがする。
- よってノイズにストレスを感じない。むしろノイズを見てエモいエモいと楽しめる。
- 軽い。
- 単焦点レンズ(35mmF1.4)との組み合わせで700gいかない。70%以下。大変軽い。
- 持ち運びが負担にならない。=持ち出す回数が増える(最重要ポイント)
結論
- 乗り換えてよかった。
- LUMIX:完璧で使いやすいがAFが全部ぶっ壊す。
- Fujifilm:AFが合うだけで他が許せる。フィルムシミュレーションが楽しい、写真を撮るのが楽しくなる。

なんかかっこいい写真が撮れる。楽しい。
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