病み期ってなんだよとバカにしていた中学生の僕に

僕は中学生のとき吹奏楽部に入っていた。トロンボーンを吹いていた、下手だった。

さて、あなたの学校を思い出していただきたい、そう吹奏楽部は女性比率が極めて高い部活である。

2012年、中学一年生の僕は女子生徒が40人くらいの中に一人で入っていった。僕はそこで女性の社会の雰囲気を3年触れることができた。

記憶を掘り起こせばいろいろ話ができる気がするが、今日は吹奏楽部の文化の中であった、「病み期」を書いていこうと思う。

 

病み期。ざっくりいうと集団鬱。あれはなんだったんだっけ。

一部の部員たちが気分が沈み、なぜか廊下でうずくまって泣いていたりしたり(特に怒られたわけでもないというのに)して、彼女らは、「ああ、病み期だなあ」と言いながら横目に通り過ぎる。

健全な中学一年生であった僕は理解できなかった。はて、どうして気分が沈むのだろう? 理由もないのに気分が沈むなんて、おかしいのではないか? 全くわからない。

結局、三年生になって引退しても、意味がよくわからないままであった。

 

あれから中学を卒業し、高校を経て、最初の会社に就職し、適応障害を起こして退職、次の会社も退職代行で退職、ニートになった。

12歳だった僕の年齢はひっくり返り、21歳となった今、当時の僕の疑問に答えることができる。

 

Q.吹奏楽部に入ったところ、「病み期」という言葉があるようです。どうして彼女らは気分が沈んでいるのですか?(中学一年生・男性(12))

A.理由はありません。ただ気分が沈んでいるから沈んでいるのです。(ニート・男性(21))

 

今、現在進行形で僕は病み期である。特に理由もなく、気分が沈み、あらゆる活動に精力的にならないのだ。

具体的な症状(たいそうな言葉であるが、適切な表現がこれ以外に思い浮かばないので使った)としては、

  • 息を吸い込んでも息を吸い込んだ気がしない
  • 普段は3時間以上一人でしゃべり続けられるのに(Youtube生放送)、たかだか30分でも言葉がとぎれとぎれになる
  • 本を読んでも内容に集中できない
  • 朝起きた後、それが健康のためになるとわかっているのに、散歩やスポーツジムに行くことができない
  • 寝る前に首を吊るだの死ぬだのやたらと物騒な考えが思い浮かび、眠るのにたいへん時間がかかる

などと、まともに行動できなくなってしまうのである。

 

ニートになってわかったのだが、僕の精神はやたらアクティブであるときと、病み期の間でふらふらしているらしい。

Youtubeのチャンネルの生放送の履歴を追ってみたところ、

  • 2週間アクティブに活動する。口は良く周り、毎朝起きて散歩をして、いろいろな人の悩みを精力的に聞く。素晴らしいアイデアをもとに計画を立てる。
  • 1週間気分が沈む。普段できていることができず、ダラダラと過ごし、ダラダラと過ごした自分を嫌悪してさらに気分が沈む。計画を諦める。

どうやら僕の性格はこれを繰り返しているようだ。

 

そして、これの繰り返しに特に外的な要因はない。誰から悪口を言われたとか、お金が足りないだとか、そういう要因は一切関係ない。勝手に気分が沈み、勝手に回復し、これを繰り返すだけなのである。

 

「病み期」とか、何をお前は言っているんだ、意味がわからない。そう思っていた中学生のころの僕よ、君もいずれそうなる。

そして、意味がわからないのは当然だ。そもそも意味がなく気分が沈んでいるのである。意味は誰にも、それどころか自分にも理解することはできない。

 

追伸

今の僕は10月に入ったら気分が回復すると思うので、それまではブログ書いたりしてゆっくり過ごします。