読書の技法。生放送でおすすめされたので読んでみました。
このブログの書き方と、引用のやり方が参考になった。
目次
個人的評価:☆☆☆
- むずかしさ:☆☆☆
- 共感度合い:☆☆
- 参考度合い:☆☆☆☆
- おもしろさ:☆
- 総合点:☆☆☆
本のタイトル通り、読書のやり方が満載で楽しかった。
その中でも特に読書ノートのとり方が大変参考になった。
ポイント
気になったポイントをまとめる。今回は、書評ブログの作り方という視点から、重要なところを抜き取っていく。
読書ノートにおける抜き書き
どの部分を抜き書きするかは、自分が特に重要だと思った箇所でかまわない。それに加えて、コツとしては、自分が現時点では理解できなくても、重要だと推察されるところも1~2箇所、抜書しておくことである。
読書の技法 104Pより
自分が重要だと思ったところを抜き書きする。
そしてそのポイントに対して、
- 賛成できるか? できないか?
- 理解できるか? できないか?
- 違和感を感じるか? 感じないか?
- その他、「わからない」「おかしい」「そのとおり」というコメントでもよい
- 自分の意見を言えるのであれば書く
ということを書いていって読書ノートを作ろうというやり方が本書では書かれていた。
このブログでは、ブログに箇条書きで読書メモをする形で、それを再現していこうと思う。
例をあげるのであれば、
- 170P 焼き肉定食は最高である
- そのとおり
- 他のご飯食べたことないよなあ
- 190P 付け合せにはたくあんがすばらしい
- 理解できない
- 違和感を感じる
こんな感じだろうか。
まぁでも、このやり方でやっていってみる。
学習の動機について
ビジネスパーソンの場合、テーマは仕事をするうえで、現在、もしくは将来必要となる事項がテーマとなる。教養のための外国語とか歴史というような、動機があいまいなままだらだら学習することは時間と機会費用の無駄なのでやめたほうがいい。
読書の技法 171Pより
これは今の僕にとってとても重要な言葉である。
171Pからは「詳説 政治・経済」(山川出版社)の引用をもとに勉強法を解説している。
上の引用した文章はこのまえがきなのだが、この一言が僕に突き刺さった。
なんとなく本を読もう! 勉強しよう! ではなく、どうしてそれをするのか? 意識して行動する必要がある。
「なんとなく教養がほしい!」
というモチベーションで教科書や参考書を読んでも、身につかないのだろう。
その熱意はすぐに燃え尽きて、いろいろな本に手を出しては、消えていってしまう。
僕はビジネスパーソンではなく無職なので、どういうテーマで本を読めばいいのかわからない。
ただ、間違いないのは、中途半端な熱意と目標設定で取り組んでも、途中で挫折するか成果がでないかのどちらかで終わることだ。
とりあえず、自分のモチベーションが向いてくれる、おもしろそうな本をかたっぱしから読む。
今の僕にできるのはこれだけだ。なんとなくではなく、読みたい本を読むようにする。
読んでみたくなった本
1Q84
これ(いちきゅーはちよん)って書いてあったんだな、IQ84(あいきゅーはちじゅうよん)だと思ってた。
詐欺師入門 騙しの天才たち その華麗なる手口
名前がすでにかっこいい。一度読んでみたい。おもしろそう。
存在の耐えられない軽さ
著者が作中で、小説のおすすめを聞かれたときに、おすすめする可能性が高い本としてとりあげられていた。
恋愛小説。読んでみよう、恋愛小説読んだことない。
読書メモ
クリックで開きます(読書メモ
- 5P 難しい本を読まないこと
- 独創的ででたらめな本
- 読むのに基礎知識がいる本
- 7P 高校教科書レベルの基礎知識が重要
- 27P もっとも速読する場合も、その本にかかれている内容についての基礎知識
- 45P 一章・基礎知識をいかにみにつけるかが重要、読める本は限られている、熟読の基礎知識と、速読
- 54P 基本書は3冊五冊 誤った平泳ぎの型は訂正できない難しい
- 57P 自分の欠損知識の把握
- 58P 自分の言葉で現実を説明
- 59P とても重要 真ん中から読む 本のレベルがわかる ここから具体的やりかた
- 84P もしドラ読んでみたい
- 103P 読書ノートはパソコンでもかまわない(つまりこのブログは勉強のために有りなのかもしれない)
- 102P からとても重要 読書ノートの作り方
- 104P 読書して、重要そうなところを抜き出し、自分の意見(賛成、反対、わかるわからない、自分はこう思う)を書く
- 108P このブログのあるべきかたち? 引用+こう思う、こう思う、
- 114P 高校レベルの数学と英語やったほうがいい←僕は高校レベルもついてないぞ、どうしようか
- 115P くらいから始まる世界史の話が全く理解できない 読んだことがないファンタジー小説の専門用語がまじったあらすじを見ている気分
- 124P 高校の教科書を半年くらい使えば教養が身につく←この本の対象は誰なんだろう? 大学受験を経験していて、ある程度のレベルの大学に入れる人を見ている、工業高校で普通科目を勉強せず受験も指定ない人は対象になっていないのかもしれない
- 137P 高校の知識を忘れた人が偏差値を上げるまでの勉強法
- 141P から始まる日本史は、世界史に比べれば言っていることがわかる気がする 気がするだけで、わかってはいない
- 150P 景気が悪くなると、中小はぶっつぶれるけど、大企業は生き残るから、結果として大きな企業がより大きくなっていくんだね
- 160P 55年体勢っていうのが政治で重要らしい(全く知らない単語だ)
- そういえばこの本を真ん中でパッと開くと、偏差値45が60になった話あたりが出てくるんよな、この人は真ん中を開いて読めっていってたけど、この本の真ん中にそういうキャッチーな話を持ってくるのは、狙っているのだろうか 日本人偏差値好きだし
- 166P 労働力の商品化(マルクス)、父が娘に教える経済の話に同じやつ出てきた イギリス領主からクビにされて領土から追い出されて、土地も道具も、つまり生産設備を持たない奴隷が、自分の持っている労働力を売るしかなくなったって話
- つまり頑張って安い労働力を買うしかないのでは??? 副業ブームで時給1000円以下、時給500円でも働くひとたくさんいるし、(事実ぼくもそうやって働いたことあるし)仕組みを頑張って探して、労働力をクラウドソージングで雇えばまだ幸せになれるのでは??? まぁ仕組みを探すのが難しいんだが
- 青写真ってなに? →将来的な地図
- わからない単語をメモするようにしたほうがいいなと思った
- このブログでもそうしよう、要点まとめメモ以外にわからない単語メモを作る いや要点の中にいれておけばいいか
- 171P ビジネスパーソンの場合、テーマは仕事をするうえで←これとても重要 必要なことを勉強するべきで、教養のためとかだと、意味がないのは本当に共感できる やっぱりなんとなくじゃだめなんだ
- 175P レポートの書き方 これはブログで使えるのでは???
- うざこと対決っていう小学生のときのコンテンツを思い出した、うざい、気に障るようなことばかり言ってくるキャラクターに対して、文字で反論する小学生の遊び
- この本のこの175Pあたりは、それに似ている気がする 本を読んで、そこにツッコミをいれて自分の意見を刺したり、同調したり(うざこではそれはないけど)を繰り返している
- キズナアイ面接っていうのあったよね、あれ見たことないし知らないけど、多分同じ感じでしょう
- 178P 国語 わかったつもりになってしまう←とても耳が痛い
- 182P NEW出口現代文講義の実況中継 っていう本がいいらしい この本おもしろそうだから買ってみようかなあ
- 途中で思ったが、本でもこんなに引用しまくっていいんだなあ。その文章でいいたいことを、必要に応じて引用するのは悪くないことなんだろう。
- 198P もう一度 高校数学これおもしろそう 数学できないんよね、僕の場合は はじめから になる
- 218P ねずみ男が評価されている、サザエさんの磯野カツオもよく言われるよね
- 222P 学術と小説を一緒に読む 犯罪者の追体験したり、相手の気持ちを考えられるようになる
- 228P 1Q84は読んだほうがいい、というか売れている小説は読んだほうがいい 時代の雰囲気を掴んでいる 過去のベストセラーも読んだほうがいいのだろう
- 232P 存在の耐えられない軽さ おもしろいらしい
- 241P 書きものは朝やること、夜やってはいけない、夜やるなら明日の朝もう一回読み返したほうがいい
- とても同意、Twitterバトルとか夜やっちゃうので、夜はアウトプットしないほうがよさそう
- 朝やるようにします
- 243P 著者が散歩してる! この人は午後に散歩するのか、1時間4kmしっかりしている
- 僕は毎朝30分やっている、散歩はやはり素晴らしいものだ
- 244P 著者がうまく原稿すすまないときは、数学や語学のかんたんなことをやって、頭を活性化させてから再度やる
- 作業興奮っていうんだっけ? いや違った 作業興奮は興味がなくても始めればやる気が出るってやつだ
- 気分転換は大事
- 264P 詐欺師入門 騙しの天才たち その華麗なる手口
- なんだこのおもしろそうなタイトルの本
おわりに
このブログの方向性を教えてくれた本だった。
読書メモを使って、ブログの機動力の高さ(タイピングでカタカタ文書入力できて便利)を活かし、ちょっとずつ知識を増やしていこうと思う。
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