おおぎやラーメンの味が変わってしまった

結論・好みでなくなった。 僕はまずく感じる。

 

群馬県に生まれて21年、1年に1回くらいは家族でおおぎやラーメンに行く。友人と一緒に行ったりもする。

毎回とんこつラーメンを食べる。今までに20回以上、おおぎやのとんこつラーメンを食べたことは間違いない。

あの豚の風味を、細くて硬い麺にからめてツルッといただく。コストパフォーマンスに優れた、最高においしいラーメンだ。

 

さて、いつ変わったのかは知らないが、私の家の近くのおおぎやラーメンはリニューアルされていた。

新聞のチラシにクーポンも入っていたことだし、家族5人で行ってみることになる。僕はお金を払っていない。

 

店につく。カウンター席は家族が3人、テーブルと座敷は埋まっている。

温かい電球は全てパリッとしたLED照明となり、メニューも新しくなっていた。

 

非常に重大な問題が発生。とんこつラーメンがなかった。

「東京とんこつラーメン・・・・・・?」

厳密にはあった。東京とんこつラーメンである。が、とんこつラーメンはなかった。

「東京」などと都会かぶれの単語が頭についていた。

 

外国人の技能実習生が接客に来た。日本語が流暢で素直にうらやましい。

 

40代のパートのおばさんがラーメンをおいた。

「とんこつラーメン(小声)」ドンッ

あいさつもなくテーブルの横に来て、ラーメンを音を立てて適当に置き、さっさと帰っていく。

動作一つ一つが雑だった。時給740円でバーミヤンのアルバイトをしていた高校一年生の僕を見習ってほしい。

 

まぁ、客はその女性にたいして金を払っていない。

彼女の時給も1000円を超えていないだろう。文句を言うことはできない。

与えられた給料程度の働きしかしない、値段相応の接客を見るのは気分がいい。

 

注文して食べる。ネギとチャーシュー、ノリと麺。

味玉がないなーと思ったら、麺の下のほうに埋もれていた。

麺をすする。ズゾゾゾゾゾ

 

???

これは、何の味だろう? ぱっとしない。間違いなくとんこつじゃない。豚の風味がどこにもない。

とんこつじゃないなら、醤油? いやでも、しょうゆにしてはうすい。

なんというか、スープである。間違いないのは、しじみ50個分の力のインスタントスープより味が決まってないことだ。

 

パッとしない。麺がやわらかい。

スーパーで5個入り冷凍中華麺セット(298円)を買って調理したのといい勝負をしているクオリティだ。

原価を考えれば妥当なのかな?

 

餃子を食べる。ふつうだ。バーミヤンでアルバイトしていたころに食べたW餃子(12個入398円)の方がはるかにおいしい。比べ物にならない。

しなっとしたやる気のない皮の中に、控えめに詰められた具材が入っているだけ。それだけだ。

要は、ラーメンも餃子も僕の口に合わないってことである。

 

20時ごろ、満席だった客席から人がどんどん離れていき、そこそこ空いてきたころ食べ終わった。

変わってしまったとんこつラーメン、やる気のない餃子、時給相応のパートのおばさんの接客。

 

行きたい人は行くだろうし、おおぎやラーメンは今後も繁盛するだろう。

しかし僕はもう行くことはない。おいしいとんこつラーメンを二度と食べられないのは残念だが、戻ってくることはないだろう。

ちょっとだけ残念。